高校生がLCCで海外に行く時代だよ!(1)
ちょっと前にTwitterでこんなことをつぶやいたのだ。
LCCのセールってばホント魅力的すぎる。高校生でもちょっとバイト頑張るとかお年玉貯めとくとかすれば、夏休みとか利用して金額的なハードルかなり低めで海外旅行行けるじゃん。私が高校生の頃に在って欲しかったLCC。まあ在ったところで海外に行く度胸は無かったかもしれないけど…— Emily (@Emily_Kumagaya) May 18, 2019
タイトルには「高校生」と挙げたけど、主に「金額的なハードルかなり低め」の視点で海外旅行を試算してみる。旅程は3泊4日くらいかな。
行き先は、LCCが就航していてかつ私が行ったことのある場所から、「台湾」「インドネシア」「シンガポール」を選定!
実際に行かない旅でもいろいろ想像するのは楽しいんだなぁ。
0.出発前にかかるお金
……ヘイヘイヘイ! 簡単に海外に行けると思った?
家に帰るまでが遠足なら、チケットを取る前から旅行なんです~!
0.1.パスポート代
普通にパスポートを申請する際にかかる手数料は
10年間有効……16,000円
5年間有効……11,000円
だけど、ほかに用意する書類で手数料がかかるものがある。
まず戸籍謄本(または抄本)が必要で、これは1通450円かかる。本籍地じゃないと取得できないから、地元が本籍地じゃない人は取りに行く手間がかかるよ。ちなみに郵送請求もできる。詳しくは本籍地のある役所に確認してね。
それから顔写真も必要。街角にある証明写真機で700~1,000円程度で撮影できるけど、パスポートは免許証のように「顔写真付きの身分証明書」として使えるので、そうやって使いたい人はちゃんとした写真を用意するのがオススメ。大手写真チェーン店で撮影してもらって2,000~3,000円程度。きれいに仕上がるよ。
今回は価格重視で、パスポートを取るのに必要なお金を12,150円(5年旅券+戸籍謄抄本+写真代700円)と見積もり。
私のパスポート、2020年で切れちゃうんだよなぁ。10年のパスポートを作ったけれど、記載事項に何も変更は生じませんでした。お察しください。
0.2.空港への交通費(往復)
家が空港の近所ならいいけれど、そうじゃない所だと交通費も馬鹿にならないんです。
成田空港へ行くのに、JR熊谷駅(埼玉県熊谷市)から空港第2ビル駅(千葉県成田市)まで鉄道を使うとして、最低運賃ルートで片道1,997円、所要時間2時間30分から。
ちなみに高速バスは熊谷駅-成田空港間で片道3,900円、所要時間3時間。乗り換えなし、座りっぱなしで行けるのがバスの魅力。
バスは鉄道と比べると倍のお値段するけど、鉄道だって京成上野からスカイライナー乗ったら指定席券1,230円かかるからね。高崎線で座りたくてグリーン車に乗ったら別料金かかるし、数百円しか変わらないなら私はバスを選ぶ。だって楽だから。
しかし価格重視。熊谷-成田を3,994円と計算。
ここまでで計16,144円。高校生の小遣いにしては正直高いな。出発前から雲行き怪しくなってきた。
次回はスカイスキャナーで夏休みの航空券を探してみるでござるの巻!